自転車には2種類のギア盤がある。
一つはフロントギア。
ペダルを漕ぐと、こいつが回る。
もう一つがリアギア。
フロントの回転がチャーンを介してこいつに伝わり、ホイールが回る。
フロントギアとリアギア。
両者の回転により、自転車は前に進む。
フロントは歯数が増えると、ギアが重くなる。
リアは歯数が減ると、ギアが重くなる。
不思議よね。
その歯数の組み合わせ、ギア比というが。
フロント×リア。
それを変えながら、その場その場に合ったギアの重さに調節しながら走る。
本題。
雑誌でこんなページがあった。
昔、名を馳せた選手。
ベルナール・イノー。
写真の自転車をよく見ると…。
フロントのギア(チェーンリング)が…でかい!
なんとアウター53のインナー46。
46!?
今、選手が使う一般的なのが53−39。
ボクもこれ。
完成車売りで多いのは50−34。
ここから比べるとインナーの歯数は約1.35倍。
単純に考えて1.35倍ギアが重い。
今よりもずっと重い自転車で、
今よりもずっと舗装の悪い道を、
今よりもずっと重いギアで駆け上ったイノー。
昔の人はとんでもないな。
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