2014年6月28日土曜日

きたきた新型!!

Wilierの新型が発表された!

Wilierでは現在
オールラウンダーのCento1SR
エアロモデルのCento1Air
軽量モデルのZero.7
の3つのフラッグシップがあるんだけど、

今回、軽量モデルのZero.7が新しくなった!

ちなみに前の物はこちら

んで、New Zero.7

軽量モデルなんだけど、
実は新しくなって、重量が増えているw
旧750g→新799g。約50g増。

そしてZero.7という名がついているが、
チューブは角断面だし、フォークもストレート。形状としてはCento1SRを踏襲してる感じ。

Cento1 SRはこちら


当然Cento1SRで使われている機構も搭載。

ケーブルはほぼ内装。

シフトケーブルはダウンチューブ裏へ。
この機構は空力的にとても良い。
しかし、Cento1 SRにあったアジャスターボルトが無い。
軽量化か。

フォークとダウンチューブがつながるように設計された、
インテグレートフォークも採用。

左右比対称のチェーンステーも採用。
これはCentoシリーズでずっと引き継がれている機構。

シートステーは振動吸収のため、横に扁平加工。
これは最近のトレンド。

ディレイラーハンガーとワイヤーの出口が一体になったリアエンドも採用。
これは非常に画期的だった。

WilierがFSAと共同開発したBB規格、BB386も採用。


さらにそこから、
チューブのボリュームを19%カット。

それプラス、チューブ自体にCento1 SRより少し丸みを帯びさせたせいか、
エアロ効果が8%アップ。

BB周りを角張らせることで、剛性12%アップ。




うーん...

いいね!!
見た目はすごくシュッとスマートになった!
Cento1SRのごつい感じも好きだけど、
このZero.7もいいなぁ!

果たして、性能はどうだろう?
良ければプロが使うだろうから、
そこに注目だなぁ。

でもツール・ド・フランスにはWilierを使用するチームが出場しないという…。
ブエルタか、他のレースをチェックだ!!

2014年6月18日水曜日

クイックステップすげぇ

だんだんツール・ド・フランスの開幕が近づいてきた。

この間オメガファルマ・クイックステップが、
ツールの参加メンバー候補を発表したんだけど、

それがこちら。

ヤン・バケランツ(ベルギー)
マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)
トーマス・デヘント(ベルギー)
ミカル・ゴラス(ポーランド)
ミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド)
トニ・マルティン(ドイツ)
アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア)
マーク・レンショー(オーストラリア)
ヘルト・ステーグマンス(ベルギー)
ニキ・テルプストラ(オランダ)
マッテオ・トレンティン(イタリア)
マーティン・ベリトス(スロバキア)

トム・ボーネン(ベルギー)

の13名。

ここから9名の正式メンバーに絞られるそうだが、

んーしかし改めて見るとすごい…。


バケランツ、カヴェンディッシュ、デヘント、クヴィアトコウスキー、マルティン、ペタッキ、レンショー、テルプストラ、ボーネン


スターだらけじゃないかwww
すごいなぁクイックステップ。

2014年6月9日月曜日

あぁもう世の中はツールへ…

みなさーん!
サッカーワールドカップなんか見てる場合じゃないよー!!!



ジロの熱冷めやらぬ中、
気がつけばもう始まっていた。

クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ。

ツール・ド・フランスの前哨戦と言われるドーフィネ。

去年、一昨年と、このドーフィネを制した選手がツールの総合優勝に輝いてる。
すごいよね。


さてそんなドーフィネが昨日開幕。
第1ステージは10.4kmのタイムトライアル。

リヨンの街で行われ、
コースの序盤にはこんなトンネルを通過。
環境にやさしい交通手段(自転車、歩行者、バス)専用トンネルだそう。
なんて綺麗なんだ。
日本もこういうの真似してほしいw




ステージ優勝はクリス・フルーム!(イギリス)

そして2位はアルベルト・コンタドール!(スペイン)


熱過ぎるでしょwwww
優勝候補1・2位がいきなりやってくれた。


もう一人の優勝候補のヴィンツェンツォ・ニーバリ(イタリア)は少し遅れたものの、
これからの山岳ステージの前にはたいしたタイム差じゃない!

熱い戦い期待してるぞ〜!!!!



ちなみにこのドーフィネ。
ついこの間ジロを走りきったばかりの別府選手も出てる。
しかも、今日のステージになったリヨンは別府選手の地元だそうで。
頑張っていたそうですw



さー総合優勝は誰の手に!
8日間の戦いが始まった!

2014年6月8日日曜日

Giro d'Italia 2014 閉幕

から約1週間経ってしまったけど、
閉幕したねー!
Giro d'Italia 2014。
今大会は、新城幸也選手、別府文之選手の二人の日本路選手が出場した大会だった。

世界的にはツール・ド・フランスが一番有名だけど、
僕的には山岳の比重が多いジロの方が好きなので、
一年の一大イベントが終わってしまったw


終わってみて、思い返すと、

悪天候だったなー
落車多かったなー
国際色豊かだったなー

かな。


1周目から雨、雨、雨。
なんと第6ステージまで一度も雨が降らなかったことが無いという…。
他にも雹が降ったり、雪が降ったり。

それに伴う落車の多発っぷり。
道路の作り方の問題なのか、
雨に濡れた路面は見るからにスリッピー。
まるで鏡面のようだったりして、
まるでオイルの上走ってるんじゃないかってレベルで何でもないところで後輪がスリップしてる場面も。

第11ステージでは落車多発でこんなになってしまう選手も。
なんのスポーツだかわからない、とコメントしてた選手もw

新城選手も3度落車をし、ボロボロに走りきった。
よくリタイアしなかったなー!


そしてヨーロッパ勢以外の選手が活躍した今大会。
1周目はオーストラリアのチーム、オリカ・グリーンエッジがとにかく絶好調。
初日TTT(チームタイムトライアル)で優勝し、マリアローザを獲得すると、
そこから1週間(第7ステージまで)守りきり、
他にもステージ2賞をあげた!
素晴らしい活躍だった!


そんなオリカ・グリーンエッジの活躍含め、
今年のマリアローザの持ち主は、
スヴェイン・タフト(カナダ)→
マイケル・マシューズ(オーストラリア)→
カデル・エヴァンス(オーストラリア)→
リゴベルト・ウラン(コロンビア)→
ナイロ・クインターナ(コロンビア)

一度もヨーロッパ出身者がマリアローザを着なかった。
なんとグランツールでヨーロッパ出身者がリーダージャージを着なかったのは歴史上初めてだそうな。
ヨーロッパ好きな僕としては、ヨーロッパ出身者に頑張ってほしいけどw



んで結局、総合優勝したのはナイロ・クインターナ。
正直、圧倒的な強さだった。
マリアローザを獲得した16ステージでは、
悪天候による下りのニュートラル措置を無視したとかどうとか話が出たけど、
その後そんな周りの声を吹き飛ばすような圧倒的な走り。
素晴らしかった!

じつは開幕前の総合優勝予想をクインターナにしていた僕は、
ずっとクインターナを応援してたんで嬉しかったーw

最終ステージで全身ピンクに染まった姿はかっこよかった!


そして総合2位はリゴベルト・ウラン(コロンビア)
3位はファビオ・アル(イタリア)

3位のアル。熱い走りだったー!
15ステージ優勝した時のガッツポーズ。最高にかっこよかった!!

しかしコロンビアとイタリアの顔面偏差値の差が…www



山岳賞のマリアアッズーラは、
ジュリアン・アレドンド(コロンビア)
ここもコロンビア。
積極的に逃げに乗り、
8ステージでマリアアッズーラ獲得してから一度も離さなかった!
本当に強かった!


スプリント賞のマリアロッサは、
ナセル・ブアニ(フランス)
第3ステージまでマリアロッサを着ていたキッテルが発熱のためリタイアし、
繰り上げでマリアロッサ獲得に至ったわけだけど。
それでもそこから圧倒的な強さを見せ、結局ステージ3勝!
一度もマリアロッサを手放すこと無く。
強かったなー!!



ということで、コロンビア旋風が吹き荒れた今年のジロ。
正直にいうと、


少々つまらなかったwww
というのも、けっこう圧倒的な強さで勝っちゃうことが多く、
あまりギリギリのタイム差での熱い展開が無かったw
まぁそれはそれでかっこいいんだけどね。
やっぱどっちだどっちだー!?っていう展開が一番燃えるよねw




日本人選手の二人も無事完走。
これで新城選手は2度目のジロ、6度目のグランツール完走。
別府選手は3度目のジロ、4度目のグランツール完走。

新城選手は日本チャンピオンジャージを着て、
ピンクに塗られた特別な新城号(コルナゴの新型C60)にまたがり、
めちゃくちゃ目立ってた!
本当にコルナゴの広告塔だよな〜

活躍としては少し少なめだったけど、
新城選手が1度逃げに乗り、
別府選手が集団を引く場面があり、
二人とも頑張ってた!
次はステージ優勝期待したいね!





そして最後にジロ主催者のRCSスポルトがプレスリリースで紹介した、今年のジロを象徴する数字。

0:マリアローザを着たヨーロッパ出身者の数
3:通過した国の数 北アイルランド(イギリス)、アイルランド、イタリア
5:ジロが放映された大陸の数
6:ジロが通過したアイルランドの州の数
21:競技日数(休息日を含めると24日間)
24:ジロを制したキンタナの年齢
30:出走した選手の国籍
33:パートナーとしてジロに携わった企業の数
42:キャラバン車両の数
43:ジロが通過した県の数
156:完走した選手の数
171:毎日レース放映が行なわれた国の数
198:出走した選手の数
1,200:ジロとともに毎日移動した人数(主催者、チーム、メディアの合計)
1,805:登録された報道陣の数
3,444.4:総走行距離
5,000:#giroハッシュタグの平均ツイート数
25,000:Instagramのフォロワー数
52,000:ライブストリーミングの平均ビューワー数
90,000:ジロ公式アプリのダウンロード数
100,000:Facebookにおける新規ファンの数
180,000:Google+のフォロワー数
252,000:Twitterのフォロワー数
500,000:Facebook公式ページのファンの数
2,400,000:ジロ公式サイトのデイリー平均ビュー数(昨年比67%増)
3,500,000:YouTubeチャンネルのビュー数

面白いね〜!
また来年!!!