2013年1月30日水曜日

ときにはDIY

先日走っている際、
荒れた路面に突っ込んだ瞬間

「バキッ」


折れてしまった。
サイコンマウント。



さて、新しいものを注文しようとするも、
国内ではメーカー在庫なし。

しかしそんな値段しないものを海外通販するのもな〜。


じゃあ、
作ってまえ!


っつーことで自作。
ついでに既製品よりもより効率的でスマートなものにしてしまおうと企画。

某ハンズで材料調達。
円柱型の筒状のものを削ろうと考え、そんなプラスチックを探すも、
いいものが見つからず、結局木材を選択。

ある程度簡単に図案を描き、加工をお願いする。
「あの〜この図のものはどこまで再現できますか?」
「できませんね。○○なんで。」
「そうですか…。じゃあこれは?」
「それもできないです。」
「え、じゃあこの穴だけでも」
「それも無理です。」


じゃあお前何ができるんだwwww
それでもプロかwwww


ということで、完全1から自作。


過程の写真はほぼ撮り忘れた。
円柱からのこぎりで軽く切り出し、あとは彫刻刀で切削。

したものがこれ。

ネジ穴もしっかり。
プラスチックにしなくてよかった。
木の加工のしやすさは別格。

しっかりヤスリがけすると、とってもいい触り心地。
しかも木目がとてもいい感じ。

だが、自転車のパーツとしては木目は合わないので、
これを塗料で真っ黒に。

完成。



取り付けると、

んー。
非常にスマート。
既製品よりずっと無駄がない。
折れる心配もほぼなさそう。
我ながらいいものができた。

俺に金属加工技術があったら、もっともっとスマートで強度のあるものが作れるのにな〜。

2013年1月20日日曜日

Giro × Smith

ちょっと前のことだけど、
今年のGiro d'Italiaの各賞ジャージデザインが発表された。
今年のジャージをデザインしたのは、なんとあのPaul Smith。
なぜイタリアのレースでイギリスのデザイナーなのかわからないがw
まぁビッグなデザイナーだからね。
左から
スプリント賞のマリア・ロッサ。
個人総合賞のマリア・ローザ。
山岳賞のマリア・アッズーラ。
新人賞のマリア・ビアンカ。

いたってシンプル。

左袖口のところに、おなじみのストライプがさりげなく。
首裏の襟からイタリアントリコロール。
実際は背面センターに獲得しているチーム名が入るので、ちょうどそれにトリコロール柄がつながるようになってるらしい。
背中裾、襟にPaul Smithのシグネチャー。
写真ではほとんど見えないが、右腰あたりに自転車選手のデザイン画が描かれてるらしい。



んー。
Paul Smith好きとしては…欲しいぞこれ。
選手が来て走るの楽しみだな〜!

2013年1月14日月曜日

首領・クリーク


昨日は弟と一緒に自転車に乗った。
今回目指したのは神奈川県横須賀市、秋谷の立石。
そこにある、以前友だちに教えてもらった「レストラン・ドン」でランチするのが目的。


朝9時半頃出発。
相模大野を通りつつ、大和へ向かい、467号線をひたすら南下。
そのまま江ノ島まで。

11時半前には江ノ島に到着し、
江ノ電、江ノ島一丁目駅脇にある出店?で小休憩。
 ヘルメットとサングラスは色違いのおそろw

江ノ電は趣があっていいね。
そして江ノ島は冬だけど大賑わい。
観光スポットなんだなぁと改めて実感w


江ノ島を出発したあとは海岸線をひたすら東へ。
 天気がよくで、風も弱め。
最高の自転車日和。
めちゃくちゃ気持ちよかった!
かわりに、車も渋滞気味になるくらいたくさんで、
ローディー(ロード乗りのこと)もたくさん。
ちょっと走りづらかった。




そして江ノ島出発から30分ちょい。

立石に到着〜。
写真ん中央左にうっすら富士山が見えるんだけどー…
写真じゃ上手く写らなかった…。残念。


そして目的の「レストラン・ドン」へ。
通されたのは窓際の席。
立石と海を眺めながら、最高のロケーションだったー。
三浦で採れた新鮮野菜と、シラスのサラダ。
人気No.1の渡り蟹のトマトクリームパスタに、牡蠣のクリームスープパスタ。
どれもとっても美味!
海の幸が本当に美味しい。特に蟹のパスタは超濃厚で最高。



お腹いっぱいになり、暖かい陽気に眠くなりながらも、帰路へ。
帰りは心拍を保ちながら、無理ない程度に速く。

帰りも江ノ島まで海岸線。
 やっぱ海沿いはこっちの車線。
最高に気持ちいい。



途中他のローディーに抜かされたら、抜き返したり。
そんなことをしつつも、いいペースを保ち、ノンストップで地元まで。


最後にパン屋でパンを買って暗くなる前にきっちり帰宅。



走行距離116km。
家を出て7時間。走ってたのは4時間半ほど。
とっても楽しいサイクリングだったー!

海を眺めながら、美味しい海の幸が食べれる「レストラン・ドン」。
秋谷の立石公園のすぐそば。
ぜひ行ってみてはいかが。

2013年1月13日日曜日

Fizik Newバーテープ

ボクはFizikを愛用している。
サドルとバーテープ。
他に浮気しようとしても、
必ず戻ってくる。

Fizikはサドル、バーテープ、シューズを出しているイタリアンブランド。
尻、手、足。
ライダーとバイクの接点をデザインする。
素晴らしいわけだ。

そんなFizikから新しいバーテープ出た。
早速使ってみる。


Bar Tape SuperLight
2mmThick

今まで使ってたものと比較。
上Before、下After。

厚さは変わらず。
材質が変わった。
上は革のような質感だったのが、下は少しゴムっぽい質感に。
前に比べよく伸びる。
そのためかなり巻きやすい。
簡単にシワにならずに巻ける。

そして表面にも「Fi」を模した凹凸があり、非常にグリップ力がある。
最近、手を乗せるだけで、ある程度のグリップが欲しいので、このグリップ感はGood。

しかし、その代わり汚れが付きやすい。
初めての使用。
100kmほどでこの通り一部が真っ黒。
数百km乗るともうこの通り。
ちなみに使用グローブは主にDefeetデュラグローブ。
汚れが気になる人はブラック推奨。



ボクはわりとダイレクトな握り心地が好み。
だけど、グリップ感がほしい。
薄めで、滑らない。
その要望にはベストなバーテープだった。

この時期にはキツイが、
素手で握った時の感触は絶品。
ぜひ、夏、素手で走りたい。

2013年1月8日火曜日

Wilierが次に選んだのは…(追記あり)

これまでWilierがバイク供給していたチーム、LampreISD。
先日来期からはMERIDAが第2スポンサーに付くことが決まり、
チーム名がLampreMERIDAになり、供給するバイクもMERIDAのものになることに。

これまで、ロードレースのトップカテゴリーのUCIプロチームと
その下のカテゴリーのUCIプロコンチネンタルチーム。
この中でLampreISDにしかバイクを供給していなかったWilier。
今回のスポンサー変更によってその2つのカテゴリーにバイク供給できなくなった。
※ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャの3つのグランツールには、この2つのカテゴリーのチームしか出れないのでここ重要。


と思ったら、
新しくUCIプロコンチネンタルチームの1つ、Team Colombiaに来期からWilierがバイク供給することが決定!!
プロコンチネンタルチームは全チームがグランツールに出れるわけじゃないけど(UCIプロチームは全チーム強制参加)出れる可能性が残されただけよかった。



しかし、

問題は構成のコンポーネント。
Team Colombiaのバイクがこちら。
フレームはWilier Zero7(イタリア)。
メインコンポーネントはSRAM RED(アメリカ)。
クランク、ハンドルはFSA(台湾&イタリア)
ホイールはVision(アメリカ)。
サドルはSelle ITALIA(イタリア)。

んー…
かっこいいんだけど…
統一感…w


ちなみにLampreISDに供給していたバイクの1つはこれ。
フレームはWilier Cento1SL(イタリア)。
メインコンポーネントはCampagnolo(イタリア)。
ハンドルはFSA(台湾&イタリア)。
ホイールはFulcrum(イタリア)。
サドルはSelle San Marco(イタリア)。

んーやっぱこの統一感!
かっこいいなぁー…。


まぁどっちにしても、
Wilierは美しくかっこいい!

またWilierがグランツールを走る姿が見れるといいなぁ。


※追記

Team Colombiaのジロ・デ・イタリア出場が決定した!
これは楽しみだー!!!
活躍してほしいなー!

2013年1月5日土曜日

愛用品〜チェーン〜

ボクの愛用品。
チェーン編。

KMC X11SL GOLD。
写真で伝わるか。
金色。

シルバーもあるが、
それよりも強度がある。
ゴールドチタンコーティング。

この金色がやる気を出させてくれる。
まぁオイルですぐ黒くなって分からないんだが。

重量は約220g。
純正が約240g。
重量的アドバンテージはそれほど。


肝心なのは変速性能。
結論から言うと、いい。
純正とどちらがいいか。
これは甲乙つけ難し。
タイプが違う。

カンパニョーロのチェーンは変速が優しい。
速くは無いが、確実。
レバーを引いてからワンテンポ置いて、スッと変速する。
スプロケ、チェーン両者にストレス無い感じ。
しかし、少しもたつく感じを受けるかもしれない。

対してKMCは変速が軽い。
レバーを引くと、素早く変速する。
「チャンッチャンッ」と感触はとても軽く金属的。
チャッチャッと音がして耐久性が少し心配にもなる。
事実、ギアを重くしてトルクをかけるトレーニングをしたら、すぐにチェーンが伸びて変速性能が落ちた。


確実性か、軽さか。
そこは好みによって使い分けるのがいいか。


またもう一つの違いとして、チェーンのつなぎ方。
カンパはコネクトピンを使用する。
やはり丈夫で安心感があるが、簡単にチェーンを外すことはできない。
対してKCMは専用ミッシングリンクで接続。
チェーンを簡単に外すことができるので整備性はいいが、ミッシングリンクの故障もあり得る。

これも好みですが。
参考になれば。

シューズ新調

シューズ新調した。
前のシューズが結構へたってきたので。
MAVIC ZELLIUM(マヴィック ゼリウム)。
前と同じもの。


どうせ買うなら、前のものと違うのがいいかな、と思い、
いろいろ見て、フィッティングしてみたが、
結局ルックス的にも履き心地的にも、これが一番で戻ってきた。


でも前のからいくつかマイナーチェンジして、機能が良くなったよう。

まず、トゥー。
右:Before、左:After。
メッシュの目が荒くなり、通気性がUPしたよう。
しかも材質も硬く丈夫に。


次にラチェット。
下:Before、上:After。
ラチェットのレバーが少し長くなり、より楽に締められるようになった。

次にベルクロ。
下:Before、上:After。
ベルクロを止める部分が少し小さく、そして肉抜きで軽量化。
さらに長さの調節方法も変わり、これもおそらく軽量化になってる。

次にシューズの内側。
下:Before、上:After。
シューズの内側、土踏まずのあたり。
素材の硬いリブ(補強)がついた。
これにより足首の固定力UP。
かなりしっかり締められるようになった。




こんなところ。
前年モデルからのマイナーチェンジ。


ボクは以前からこのゼリウムを愛用してる。

お気に入りポイントがいくつか。

まずルックス。
このMAVICイエローがかっこいい。
どこからでもMAVICだとわかる。
圧倒的存在感。
例えジャージと色があってなくても、
例え自転車と色があってなくても、
どんな時も許されてしまう存在。
それがMAVICイエロー。


次に形。
MAVICのシューズはつま先が細く長い。
他メーカーに比べ、とんがっている。
僕の足は小指が外に広がらず、全ての指が親指に向かって狭まるように生えているため、幅広なシューズだとホールド感が落ちる。
ちなみにMAVICもMAXIというジャパンフィットなラインナップも出し始めたが、
それだとボクの場合足の前の方、拇指球のあたりがガバガバで合わなかった。
ちなみにS-WORKSなんかはそういった日本人に合いそうな幅広甲高な形をしてるらしい。


次に軽さと通気性。
このMAVICのゼリウムは、MAVICの他モデルや他メーカーに比べ、上のつま先の写真のように圧倒的にメッシュ部分が多い。
そのためものすごく軽く、通気性がいい。
冬は逆に寒すぎるということもあるが、そこはカバーでカバー。


次に締め付け感。
わりとシューズにはがっちり固定するものが多い。
しかしMAVICは固定がしなやか。
もちろん固定力が無いわけではなく、固く固定するのではなく、あくまで足の自由度を保ちつつ締める感じ。でも必要なところはしっかり固定するので、ゆるい感じはない。
非常に快適。
ただ、ガチガチに固定したいって人にはオススメしない。そういう人にはSIDIとかの方があうはず。


そして最後にソールの角度。
MAVICは他メーカーに比べソールの反りが少ない。
それにより、ケイデンスが上げやすい。
ちなみに写真で比較。
MAVIC。拇指球あたりで緩やかにまがる。

Shimano。拇指球あたりでぐいっと反る。

SIDI。つま先でぐいっと反る。

S-WORKS。拇指球あたりからスーッと反る。



シューズは本当に各メーカー色がある。
デザインだけで決められないし、
性能だけでも決められない。
足との相性がすごく大事。

MAVICは以前あまり日本人向けな形ではなかったが、先程書いたようにMAXIシリーズも出すようになったので、気になった人はぜひ。
とりあえずデザインはピカイチ。私的ランキングでは。

2013年1月1日火曜日

新年初ライドと…

新年
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくおねがいいたします。


今年は明けて早々、初ライドに行き、初日の出を観に行ってきた。


目指すは真鶴。
ここの名勝三ツ石から昇る太陽を拝みに。


出発は午前3時。
初詣を済ませてから準備して出発。
眠いが、頑張ろう。


道は以前伊豆方面に行った時と同じ。
厚木から小田原厚木道路沿いの63号線を行き、1号線に入り小田原へ。
そこから135号線をで真鶴まで。


6時。
真鶴駅到着。
この時点ではまだ辺りは真っ暗。

日の出予定時刻は6時50分頃。
まだ時間があるので、のんびり真鶴半島の先端目指す。


だんだん東の空が明るくなってくる。
これもまた幻想的で。



岬に近づくにつれ、道は激混み。
駐車場は少ししかないので、みんな道にどんどん停めていく。
もう車が通れる隙間は残ってなく、これ帰りどうすんだろう、とか考えながら、
ボクはスルリスルリと抜けていく。


岬に到着。
岬には貝類博物館と、広場がある。
そして階段で三ツ石にも降りることができる。

普段観光するならここなのだが、
今日はここではいけない。


岬にさよならして、少々道を戻り駐車場へ。
その脇に階段があるので、それを降りる。


降りる。

すると…

浜辺へ到着。
スポットはここの奥の方に見える岩場。
そこにスタンバイし、日の出を待つ。
周りには大きなカメラスタンドを構えた人がたくさん。



日の出直前。
もうかなり明るい。
時計とにらめっこしながら。
あれ?もう昇ってるんじゃ…と思っていたら…

きたー!
日の出。
光が一気に注ぎ込む。

雲が多く少し心配してたが、
逆に雲が紅く染まってすごく綺麗だった。

少し時間が進むと、
太陽が雲に隠れ始め、今度はオレンジと青のコントラスト。
素晴らしい。


空には鳶が舞い、それもまた風情があって。


本当は三ツ石の真ん中から日が昇るのがベストだったが、
そのためにはもっと早く来て、奥の岩場に陣取らねばならないよう。

でも、ただただ素晴らしくって。
本当に来てよかった。


車で行く時は、駐車して、歩くのでかなり時間に余裕を持ってくるのがベター。
電車にしても駅からのタクシーも少なく、岬の方まで行けないので、これまた時間に余裕を持って。
その点自転車は気にしなくていいので楽。
行きたい方はぜひ。